~キャラクター設定と用語~


■マーレ
  本作主人公。”レトの学徒”のひとり。
  寮の同室であるノクトに振り回される苦労人。
  由来はエスペラント語の「海《マーロ》」から。


■ノクト
  マーレの同級生、兼、寮の同室。
  厨二向けSFファンタジーが好きで、町外に出ることを切望している。
  突如《とつじょ》「自分は”能登《のと》大地《だいち》”だ」と言い出す。
  由来はエスペラント語の「夜」。


■ヴィヴィ
  マーレの同級生。寮ではチャルマと同室。
  女王様気質で気性も荒いが面倒見はいい。
  女性的な外見をフル活用している。
  由来はエスペラント語の「生きる」。


■チャルマ
  マーレの同級生。寮ではヴィヴィと同室。
  おとなしく、いつもヴィヴィと行動を共にしている。
  厨二設定にものすごく理解がある。
  由来はエスペラント語の「かわいい」。


■クルーツォ
  ラ・エリツィーノの薬品を一手に引き受けている薬師。
  薬師とは世を忍ぶ仮の姿かと思うほど喧嘩に強い。
  由来はエスペラント語の「十字架」。


■フローロ
  冒頭1話で卒業するマーレの先輩。”レトの学徒”のひとり。
  海を復活させるのが夢で、在学中、独学で勉強していた。
  が、半《なか》ばである事実に気付き、マーレに手紙を残す。
  由来はエスペラント語の「花」。


■アポティ
  子供たちの間で医者いらずとまで言われている凄腕の薬局店員。
  愛想も腕もいいが腹の内は読めない。
  由来はエスペラント語の「薬局《アポテーコ》」から。


■クレア
  図書館司書。顔認識機能が壊れているため、マーレをフローロと呼ぶ。
  ある目的で訪れた後輩をフローロの”気付き”に導く役目を預かっている。
  由来はエスペラント語の「創造《クレイ》」から。


■フラン
  学生寮の寮母。掃除から補修までひとりでこなす万能お姉さん。
  若すぎる外見は「気軽に相談できるお隣のお姉さん」イメージのため。
  由来はエスペラント語の「姉《フラティーノ》」から。


■イグニ
  フローロの同級生。1話で卒業。
  寮長をするほど後輩から人気が高かったが、マーレからの受けは良くない。
  由来はエスペラント語の「点火する《イグネ》」から。


■ヴィード
  マーレの同級生。”レトの学徒”のひとり。
  真面目が取り柄の秀才メガネくん。
  由来はエスペラント語の「鳥」。


■マルヴォ
  マーレの同級生。ヴィヴィの取り巻きのひとりだが相手にされていない。
  クリスマスに事件を起こし、以降、消息不明とされていた。
  由来はエスペラント語の「|悪《マルボーノ》」から。



■レト
  世界を統べるコンピューターの名称。
  町中の全ての機械類に干渉できる。
  由来はエスペラント語の「|ネットワーク《 レ ト 》」。



■ラ・エリツィーノ
※図はtwitterの#30日自創作紹介チャレンジから引用。    

  物語の舞台となる学園都市。
  0歳から15歳までの子供が住む。
  由来はエスペラント語の「蝶々《エリツィーノ》」から。



■ファータ・モンド
※図はtwitterの#30日自創作紹介チャレンジから引用。

  ラ・エリツィーノから近い位置にある、通称”大人の町”。
  卒業後、卒業生はこの町に向かう。
  由来はエスペラント語の「モンド《世界》」から。



■セルエタ
  子供たちが個別に持つ通信端末 兼 個体識別機。首から下げる。
  これひとつで学校・日常生活のほぼ全ての連絡、通話、体調管理etc.を担《にな》う。
  由来は「セル〇〇《ナントカ》」と「エタ〇〇《ナントカ》」の造語ですが忘れました。



■プーポ
  レトが子供たちに呼びかける総称。例:「私のプーポ」
  由来はエスペラント語の「人形」。